はい。うーちゃんです。
前回に続き、近未来キーボードを探る第二弾。
今回は、装着して文字入力ができる「Tap Strap2」をアメリカのAmazonから買ってみた。
ウェアラブルキーボード「Tap Strap2」

”ウェアラブル”キーボード、つまり、手に装着することで文字入力ができるキーボードだ。
ただ、これがキーボードになるとは想像しづらいよね。動画を見たほうがわかりやすい。
指でタップした動きを読み取って、文字入力をすることができる。仕組みとしては、ピアノの和音に文字が割り当てられている感じだ。
前回紹介した「Serafim Keybo」は物理キーボードの延長線上にあるが、この「Tap Strap」はタップによる新しい文字入力方法を提案する。
キーボード機能だけでなく、マウス機能やエアージェスチャー機能といった近未来ガジェットっぽさがあって楽しい。
外観を見てみよう


「Tap Strap」から機能強化されたのが「Tap Strap2」


直接充電するのではなく、ケースに入れて充電する。
公式によると、本体は満充電で10時間使用可能(10日間スタンバイ可能)だ。また充電ケースは本体8回分の充電が可能なので、一回の充電でだいぶ長く使える。
クイックガイド 充電コード付き
専用アプリで学習してみる
とにかく覚えなければ使えないので、公式に用意されている学習アプリを使ってみた。

この「TapGenius」を使った。
教育番組みたいな映像と歌で覚えた後に、タイピングゲームをする。これをアルファベットごとに繰り返していく。多少のパターンはあるが、これは覚えるしかない。
僕の場合、このアプリと3時間向かい合って一通りアルファベットの入力方法を覚えた。タイピングゲームで自然と反復練習を求められるので、ただ覚えさせられるよりは楽かもしれない。
日本語を「Tap Strap」で入力する場合、基本的にローマ字入力になる。アプリよりもローマ字入力のひらがな50音順でちまちま覚えていったほうが早かったかもしれない。
Amazon Fire TVでも使えた
覚えてしまえば楽しいもので、いろいろつないで遊んでみた。スマホ、PC、タブレットなどBluetoothでペアリングすれば使うことができる。
キーボード機能だけではなく、マウス機能、エアージェスチャー機能も遊べる。人に見せることで場が盛り上がるのも楽しい。
面白かったのは、Amazon Fire TVでも使えたことだ。

Tapの公式ホームページに対応と書いてあったので試したら成功した。使えるのはキーボード機能だけかな?
まあ、装着してつなぐ手間を考えると、FireTVリモコンで文字入力したほうが速い。
強みはどこにあるか
「Serafim Keybo」の時もそう感じたのだが、文字入力の精度において、物理キーボードに勝てない。どうしても反応しなかったり入力ミスが発生したりするからだ。
では「Tap Strap」は面白ガジェットで終わってしまうのだろうか。それは違う。
- 片手で完結する
- 場所を選ばない
これらの強みをいかせる場所がある。
VR空間だ。VRの中には物理キーボードは持ち込めない。
僕自身、VRの世界にまだ行ったことはないが(Oculus売ってないんだもん…)この動画を見る限り、Tapを使った文字入力が楽そうだ。
進んでいるVRの文字入力
ちなみに、VRの技術はどんどん進んでいて、コントローラーなしに手の動きを認識できるようになっている。
最近、VR機器「Oculus」を開発しているFacebookは、コントローラーなし、ハンドサインのみで文字入力ができる技術を発表した。

すげ〜…!!
ジェスチャーで動かすスマートウォッチ
Tap Strapに少し似ている製品として、現在、海外のサイトでクラウドファンディング中の「MAD GAZE Watch」がある。
タップや指パッチン、ジェスチャーでさまざま操作が可能らしい。
あ~~、いろんなガジェットが出てきて、話が止まらんな~!!
レディ・プレーヤー1観よ。
「僕はガンダムで行く!!」
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